PORTERは、日本のバッグメーカー「吉田カバン」が手がける人気ブランドです。バックパックやトートバッグだけでなく、おしゃれなサコッシュも販売しています。
サコッシュはアウトドアブランドが販売していることが多く、ナイロン生地を使用したスポーティーなデザインが中心です。
PORTERのサコッシュはシャツやジャケットスタイルとも相性がよい、ベーシックで上品な印象のサコッシュを展開しています。
PORTERが手がけるサコッシュの中でも特に人気が高いのが、「HYBRID」と「COPPI」の2種類です。
PORTER HYBRIDシリーズのサコッシュは少量の荷物を入れたい時にぴったりのアイテムです。前面にファスナーポケットが付いており、コンパクト財布の収納に重宝しています。
こちらの記事では、PORTERで販売しているサコッシュ2種類をご紹介。着用写真や収納例を掲載しています。
程よく上品で普段づかいしやすいサコッシュを探している場合は、HYBRIDのチェックがおすすめです。カラーは定番のブラックを販売しています。
価格は1個8,000円とやや高めでした。
価格 | 8,800円(公式サイト・2019年2月時点) |
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品番 | 737-17820 |
生地(表) | X-C1000 (X-PACコーデュラ®ナイロン) |
生地(裏) | ナイロンオックス(ブラックハイパロンコーティング) |
付属 | 牛ステア(コンビネーション鞣し・撥水加工) |
重量 | 150g |
サイズ | 幅26.5cm×高さ18cm |
ハイブリッドのサコッシュには「X-C1000」という生地が使用されています。強度・軽さ・防水性を備えており、雨の日も使いやすいアイテムです。
ヨットの帆を開発しているDIMENSION-POLYANT社と、高品質素材を多く生み出しているインビスタ社の協力を得て開発された、オリジナル生地(詳細はPORTER公式サイトへ)
サコッシュに使用されている生地へのこだわりを強く感じます。重そうに見える生地ですが、見た目以上の軽量化が図られていました。
HYBRIDサコッシュの前面にはファスナー付きのポケットが用意されています。ファスナーも持ちやすく、開け閉めが簡単でした。
サコッシュ自体がマチが少ないバッグなので、ポケットも厚みがある物は入れにくいです。
手のひらが入るくらいの大きさでした。スマートフォンやキーケース入れとして重宝します。
タオルハンカチも収納することができました。リップクリームなど使用する機会が多い物の収納に便利です。
HYBRIDサコッシュのメインポケットはファスナー式です。内側にもポケットが付いており、二つに分かれています。
仕切りがあるのでスマートフォンやハンドクリーム、キーケースを入れやすいです。ポケットの中で横に倒れないので、取り出しがスムーズでした。
HYBRIDサコッシュはおしゃれで使いやすいアイテムですが、幅が少し小さめです。アイテムによっては長財布が入らないことがあります。
iPad mini4はギリギリ入る大きさでした。(持ち運ぶ時は専用ケースに入れています)
HYBRIDサコッシュを使用する時は、二つ折り財布などコンパクトサイズのウォレットを使用しています。
内側にポケットがあるので中が散らかりにくく、使いたいアイテムをすぐに取り出すことができました。
HYBRIDサコッシュに入れているアイテムを並べてみました。スリムでコンパクトなサコッシュなので、必要最低限の荷物を持ち運ぶ時に使用します。
500mlのペットボトルも入れることができましたが、幅が狭いので出し入れがしにくかったです。
ストラップの両サイドにワンタッチバックルが装備されています。ストラップが短くなり、ハンドバッグやバッグインバッグとして使用することができました。
ショルダーストラップはサコッシュを掛けた状態でも長さを調節することができます。
ベーシックなデザインのハイブリッドサコッシュは、シャツスタイルだけでなく、パーカなどカジュアルスタイルとも相性が良いです。(身長177cm・体重67kg)
薄型でコンパクトサイズのサコッシュなので、前掛けと後掛け、どちらでもスッキリと合わせることができました。荷物が多い時はウエストバッグ、少ない時はサコッシュで使い分けると便利です。
実用的でクラシカルな印象のサコッシュを探している場合は、COPPIのチェックがおすすめです。記事ではネイビーカラーのサコッシュを使用していますが、ブラックやグリーン、グレー、キャメルとカラーバリエーションが豊富。
アウトドアブランドのサコッシュにはないヴィンテージ感がおしゃれなアイテムです。
価格 | 7,480円(公式サイト・2019年2月時点) |
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品番 | 571-09747 |
生地(表) | コットンポリエステルオックス(パラフィン加工) |
生地(裏) | コットンツイル(アクリルコーティング) |
付属 | 牛ステア(タンニン鞣し) |
重量 | 210g |
サイズ | 幅33cm×高さ23cm |
COPPIサコッシュは前面にポケットがありません。ヴィンテージ感が魅力のサコッシュですが、生地にはアウトドアウェアで用いられる「コットンポリエステルクロス」が使用されています。
撥水性を高めるためにパラフィン加工を施されているのも嬉しいポイントです。
底部の立体裁断されており、スリムながらしっかりとマチ幅を確保しています。細かい部分の作り込みが吉田カバン・PORTERの魅力です。
一番右のボタンのみデザインが異なりました。
サコッシュの背面にはファスナー付きポケットが用意されていました。付属革はヌメ革が使用されており、使い込むほどに風合いが増します。
背面のフファスナーはスペースが少ないので、カードケースやキーケースなど少量の荷物入れに役立ちます。
メインポケットは口が大きく開くので、荷物の出し入れがしやすいです。こちらはファスナー式ではなく、スナップボタンが採用されていました。
メインポケットの内側に収納力があるポケットが付いていました。仕切りが2つ入っており、3つの収納スペースにわかれています。
スマートフォンやハンドクリーム、リップクリームを立てて入れることができました。
サコッシュは長財布が入らないアイテムが多いですが、COPPIはやや大きめサイズなので長財布をスムーズに出し入れすることができました。
iPad mini4など小さめサイズのタブレットも収納することができます。(持ち歩く時は専用カバーをつけています)
wpcの折りたたみ傘も入れることができました。
スナップボタンを外すと口が大きく開くので、中の物が取り出しやすいです。iPhoneやキーケースは内側のポケットに入れています。
COPPIサコッシュに収納していたアイテムを並べてみました。薄型のサコッシュですが、収納力があります。
サコッシュを掛けた状態で、キーケースやコインケースの出し入れもスムーズです。
ショルダーストラップが太めなので、荷物が入ったサコッシュを掛けた場合でも肩への負担が少ないです。
サコッシュは本体とストラップのカラーが統一されているアイテムが多いですが、ネイビー、グリーン、キャメルの3色はベージュのストラップが使用されています。
COPPIサコッシュを前掛けした写真です。パーカなどカジュアルスタイルとも相性がよく、ストラップと本体のカラーバランスもバッチリです。
収納力があるサコッシュですが、本体はスッキリとしたデザインなのでバックスタイルもきれいです。
こちらの記事でご紹介した2種類のPORTERサコッシュを並べました。HYBRID(左)はややコンパクトサイズです。
同じコーディネートでそれぞれのサコッシュを前掛けした写真です。バッグサイズやストラップの違いがよくわかります。
どちらのサコッシュも普段づかいしやすいデザインです。