アウトドアブランドのTHE NORTH FACEでは、普段づかいしやすいウエストバッグを販売しています。
ウエストバッグといえば「グラニュール・スウィープ・オリオン」が人気商品ですが、スピナも評価が高いアイテムです。
ノースフェイスのウエストバッグの中でも容量が大きく、収納力があるバッグでした。
楽天市場の「THE NORTH FACE スピナ」商品一覧へ
ウエストバッグですが、前掛けや後ろ掛けスタイルでも使用することができます。前面にファスナーポケットがついており、スマートフォンやキーケースの収納に便利でした。
こちらの記事では、ノースフェイスのウエストバッグ「スピナ・Spina」の特徴や収納例、着用写真をレポートしています。
ノースフェイスのウエストバッグは前面がスッキリとしたデザインのアイテムが多いですが、スピナはヒダのようなデザインが特徴です。カラーはブラック(K)を購入しました。
ブラックは人気が高く、売り切れになっている通販ショップが多いです。スピナの購入を検討していて、正規取扱店で在庫がある場合は早めの確保がおすすめ。
税込価格 | 4,860円(公式サイト・2019年4月時点) |
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サイズ | 幅30cm×高さ17.5cm×奥行き9.5cm |
重量 | 285g(公式サイト)・276g(自宅で計測) |
容量 | 5L |
生地 | 210DスノーダイアHTナイロン・355DHTナイロン |
カラーバリエーション | ブラック・アズテックブルー・ディープパワーパープル・ニュートープグリーン |
スピナの背面です。オリオンやスウィープは背面がメッシュ素材になっていますが、スピナはメッシュではありませんでした。
自宅で重さを測ってみたところ、1個276gでした。容量が5Lと大きめのアイテムですが、ウエストバッグ自体は軽量です。
ノースフェイスのバッグはロゴがプリントではなく、刺繍でデザインされているアイテムが多いです。スピナの前面にあるロゴも刺繍でした。
スピナは前面にファスナー付きポケットがついており、小物類の収納で重宝しています。前面がヒダのようなデザインになっているので、前面のファスナーポケットに気づきにくいです。
引き手の紐が長めなので、ファスナーの開閉がスムーズでした。
前面のファスナーポケットはスマートフォンを入れやすい大きさで、iPhoneXR(7.57cm×15cm)を入れることができました。
ポケットの入口が少し狭くなっているので、スマートフォンを出し入れする時は少し斜めにしています。ファスナーがきちんと閉まるので、スマートフォンが落下するのを防ぐことができました。
前面ポケットはスマートフォンだけでなく、ハンドクリームやリップクリーム、イヤホンなど細々とした物の収納場所として重宝します。
モバイルバッテリーやキーケース、カードケースも入りました。見た目以上に収納力があるスペースです。
スピナの特徴の一つが両サイドにあるポケットです。パッと見た感じでは目立たないポケットですが、ストレッチ素材なのでよく伸びます。
バッグ本体とは異なる生地が使用されていますが、同じカラーを使用しているので目立ちません。アズテックブルー(AB)のスピナのみ、本体と異なるカラーが使用されていました。
小さいポケットですが、500mlペットボトルを入れることができました。どちらのポケットにもドローコードが付いており、中の物が落下するのを防いでくれます。
500mlペットボトルが入りますが、高さと重さがあるので全体のバランスが少し悪くなります。
反対側のポケットにはショートタイプの折りたたみ傘を入れました。メンズ用の長い折りたたみ傘の収納には不向きです。
スピナの特徴である両サイドのポケットですが、メインポケットの収納力が高いのであまり使用していません。
荷物をたくさん収納できるメインコンパートメントは、両開きファスナーが使用されていました。開くスペースを調節しやすく、ファスナーの動きもスムーズです。
メインコンパートメントのファスナーを全て開けた状態です。口が大きく開くので、荷物の入れ替えが簡単でした。
メインコンパートメントの使い勝手を左右するのが、内側のポケットの有無です。スピナは内側のメッシュタイプのポケットが用意されていました。
内側ポケットにゴムが付いているので中の物が取り出しやすく、荷物が飛び出すのを防いでくれます。また、どんな物が入っているか一目で確認できる点も便利です。
メッシュポケット付近にキークリップが付いていました。キークリップの紐は短めです。
スピナのメインコンパートメントに500mlペットボトルを入れてにました。ペットボトルを寝かせた状態で収納していますが、左右に程よくスペースがあります。
メインコンパートメントは500mlペットボトルを2本収納できる広さです。ペットボトルだけでなく、しっかりと閉じた状態のマグボトルも入れることができます。
ウエストバッグは折りたたみ傘が入らないことが多いですが、スピナはメンズ用折りたたみ傘を収納しやすい大きさです。 Wpc.の折りたたみ傘を収納しました。
内側ポケットがあるので、折りたたみ傘と財布を分けて収納することができます。メッシュタイプのポケットなので、濡れた折りたたみ傘を入れる時は革製品の扱いに注意が必要です。上の写真では、グレゴリーのナイロン製ウォレットを入れています。
スピナはメンズ用長財布を入れやすい大きさでした。
ポールスミスの長財布は、内側のメッシュポケットに入れることができました。レディース用の厚みがある長財布は内側ポケットから出して収納します。
スピナはミニサイズのタブレットの持ち運びにも便利です。ケースをつけた状態のiPad mini4を入れやすい大きさでした。
iPad mini4を立てて入れましたが、幅と高さどちらもゆとりがあります。
ノースフェイルのウエストバッグは、背面にポケットが用意されているアイテムがあります。(例:オリオン)
スピカは背面にポケットがなく、衝撃を抑えてくれるパッドが入っていました。上部にはウエストバッグでは珍しい持ち手が付いています。
腰まわりにつけやすいようにストラップが太くなっています。体との接着面が広いこちらのパーツには、通気性が高いエアメッシュが採用されていました。
上部にハンドルがついており、手で持って運ぶことができます。使用しない時はこのハンドルをフックに掛けて収納できるのも便利なポイントです。
スピカのストラップを定規で測ってみました。幅は約3.8cmで、ノースフェイスのウエストバッグの中ではやや太めです。
腰まわりの装着しやすく、肩掛けもラクでした。
購入したばかりのスピナは、上の写真のようにストラップがバンドでとまっている状態です。ウエストバッグとして使用する時に使いやすい長さでした。
肩掛けで使用する場合はストラップを長くする必要があります。ゴムバンドからストラップを出して長さを調節します。
バンドは固定されているので、ストラップが少し余ってプラプラしてしまうのが難点です。
ウエストバッグなのでバックルが付いており、着脱が簡単でした。肩掛けの場合はバックルが閉じている状態でも着用が可能です。
スピナはノースフェイスのウエストバッグの中でも、収納力が高いバッグです。長財布と一緒に漫画本やiPad mini4を入れることができました。
マンガ本や長財布を立てて収納できるので、使いたい物をすぐに取り出すことができます。ハンドクリームやリップクリーム、イヤホンは前面のファスナーポケットに入れました。
折りたたみ傘やタオルハンカチ、小物類をたくさん入れることができました。前面と内側にポケットがあるので、小物類の整理がしやすいです。
内側メッシュポケットには二つ折り財布やスマートフォン、キーケースを収納しています。折りたたみ傘も問題なく入り、財布との間にはタオルハンカチを入れました。
スピナは腰まわりだけでなく、斜めがけで使いやすいバッグです。容量が5Lと大きめのウエストバッグなので、前掛けするとなかなかの存在感でした。(身長177cm・体重67kg)
存在感があるスピナは、前掛けよりも後ろ掛けの方がしっくりときました。ストラップの長さを調節できるのでアウターの上からも装着しやすいです。
上の写真ではノースフェイスのスウェットシャツと合わせていますが、夏場のTシャツスタイルにもよく合います。
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ノースフェイスで販売している他のウエストバッグと並べてみました。「Sweep・スウィープ」はスピナと容量が近いウエストバッグですが、形がスッキリとしています。
スウィープはメインコンパートメントに内側ポケットがないので、小物類はスピナの方が収納しやすい印象でした。
オリオンはスピナとサイズや形が似ています。オリオンは前面にファスナーポケットがなく、メインコンパートメントが主な収納スペースです。
オリオンはメインコンパートメントの内側ポケットが使いやすく、前面はスッキリとした印象にまとまっています。個人的にはスピナよりもオリオンの外観の方が好みです。
インスタグラムで見かける機会が多いのが、グラニュールです。ノースフェイスのウエストバッグの中では特にスリムな形をしており、荷物が少ない時に活躍します。
長財布を入れる場合はグラニュールは使いにくく、スピナやオリオンが使いやすいです。